2011-08-28

「更紗の日記」8/28

東海アマさんも同じようなことを言われていましたが、今は本当に、ひとりひとりの生き方が問われている時ではないかと思います。

わたしの病気はふたつとも命に関わるようなものではありませんが、他の病気と一緒になった時など、重症化してしまうことがあるようです。
2年前に産業医大でリウマチの新薬の治験を勧められて受けたことがあるんですが、その新薬が合わなかったのか、治験を受けるためにステロイドを 急にやめたのが悪かったのか、口の中がすっかり荒れてしまい、病気の症状も悪化して、食べ物が流動食やゼリーしか食べられずに歩くこともできなくなったこ とがありました。

もちろん、治験は中断し、医大の先生に「点滴でも打ってもらわないと体力がもちません」と訴えたのですが、何の処置もしてもらえなかったんです。その頃わたしは病院内も車椅子でしか移動できなくなっていました。
そしてとうとうベッドから起き上がれなくなり、食べること自体がきつくて苦痛になってきたとき、「このまま死ぬんじゃないかな」と思ったことがありました。

結局、近くのペインクリニックの先生が往診しているのを思い出し、点滴にきてもらって、すこしずつ回復していったのですが、今でも自分がいつ死ぬかもしれないという気持ちは心のどこかにあって、尚更「今できることって何だろう」と考えるようになりました。
実は夫の兄もパーキンソンで、心臓にも病気があったのですが、去年その義兄が急死しました。心臓の方で亡くなったのですが、パーキンソンの症状がそれを助長したのだと思っています。

前置きが長くなりましたが^_^; 今、日本だけでなく、世界中の人たちが置かれている状態を理解している人、なんとなく感じている人、全く感じていない人、いろいろでしょうが、わたしは正直、くわしい知識はありません。
ただ、今の世界が終わりに近づいているような感じがしています。
・・・とか言うと、「不安を煽っている」とか言われそうですが^_^;・・・まぁ、わたしが言ったくらいで大した影響はないでしょう・・・

じゃ、絶望しているかと言えばそうではなくて、そのあとに新しい価値観で生きる社会が始まる、また、作らなきゃいけないと思っているんです。
その時まで自分が生きているかどうかわからないけど、ずっと後になって、こんなことを考えて生きていた人がいたってことを誰かが覚えていてくれたら、このサイトをkaokouさんと立ち上げた意味もあるかなとか、そんなことを考えた朝でした。

8/28(日)



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